201512.04
毎日使う場所だからこそ「お風呂」という場所に関しては、快適に過ごせる空間にしたいと考える人も多いでしょう。浴室のタイプは在来工法やユニットバスがありますが、もし購入する中古マンションが在来工法の浴室ならばユニットバスへのリフォームはお勧めです。
一昔前の戸建住宅では在来工法と言われる浴室が多かったものです。「在来工法とユニットバスの違いが分からない」という方も結構いらっしゃるかもしれません。
在来工法は「壁や床がタイル貼り」と聞くとイメージしやすいでしょう。また浴槽と洗い場との段差が大きく、入浴時に足を高くあげなければならずに高齢者だと危ないことも多いかもしれません。
戸建住宅では、このような在来工法の浴室が主流でしたが、現在はユニットバスが採用されることも多くなってきています。そこで、マンションではどうなのか気になるところでしょう。
この工法では、長期的に使い続けると老朽化していき、防水性が保たれにくい難点があります。そのため、基本的に最近のマンションでは浴室は防水性の高いユニットバスが採用されています。
ただ、少し築年数が古いようなマンションや団地などでは、この在来工法の浴室であることも多いです。この在来工法の浴室は、メンテナンスの状況にもよりますが、15年ほどでリフォーム時期というのが目安です。
<ヒートショックの危険性もある寒さが不満>
在来工法は、タイル貼りなので全体的に「寒い」というのが不満となっている人が多いようです。特に冬には、暖かい居間から寒い脱衣室、寒い脱衣室からさらに寒い浴室、そして湯船へ入ることにより温度変化に伴い血圧の変動が大きく倒れてしまうという「ヒートショック現象」も相次いでいます。
高齢者ではヒートショックが心筋梗塞や脳梗塞の引き金になってしまうこともあります。最悪の場合、命の危険を脅かすもので、浴室内の温度には気をつけたいものです。
<段差や床が危ない>
在来工法の浴室は排水の関係から、脱衣室と浴室の部分に段差があるのが一般的です。この段差は、高齢者や子供などは特に気をつけなければならない部分です。また、洗い場の床はタイルとなって危険なので、すのこやマットを敷くご家庭が多いでしょう。
<浴室も浴槽も狭い>
もともとの浴室のサイズにもよりますが、在来工法の浴槽はどちらかというと足を曲げて一人入るのがやっとというのが一般的です。親子で一緒に入るのには厳しいものです。
<汚れが目立って掃除がしにくいのが不満>
タイルの目地、コーキングの部分にカビが発生してしまうことも多いです。カビはいつの間にか、黒くなってきますので、見た目にも美しくありません。「1日の疲れを癒すための入浴」なのに、カビの汚れを見ながら湯船に浸かるなんてリラックスする空間とはほど遠いですよね。また、タイルにはひび割れが発生してしまうこともあります。ひび割れた部分から水が入ることで、さらに内部へ水が侵入してしまうこともあります。
毎日のように使う場所なので、できればユニットバスへリフォームして快適な入浴タイムを実現したいと考える人も多いでしょう。
在来工法にありがちな浴室の不満を解消してくれるのがユニットバスです。
<工期が短くてすむ>
組立式の浴室のため、工期の短縮も可能です。
<浴室内が寒くない>
保温性が高いため冬でも極端に寒いことがありません。さらに浴室乾燥暖房機を取り付ければ、浴室内は暖房で冬でも暖かくリラックスした空間となります。また梅雨時期には、乾燥機を使って洗濯干場にもなるというメリットがあります。
<掃除がしやすく汚れにくい>
ユニットバスの場合、もともとメンテナンスがしやすい素材で作られていることから、掃除がしやすいです。
<親子で一緒に入浴も可能>
浴槽のサイズにもよりますが、ユニットバスの場合は足を曲げずに比較的楽な姿勢で湯船に入ることできます。また、小さなお子様と一緒にお風呂に入って楽しい時間が実現できそうです。
管轄裁判所と
事件番号を入力して下さい。
与えません。
なお、裁判例として、時効消滅した管理費等を売却基準価額に含めなかった原決定に対して執行抗告を...