201512.28
同じマンションに住んでいても「住み心地がいいかどうか」の基準というのは、居住している人のライフスタイルや年齢などによってもずいぶん変わるものです。
間取りを変える、あるいは設備を新しいものに入れ替えるリフォームでも新築感は増しますが「快適さをアップさせる」という点で、ドアのリフォームもお勧めです。
室内にあるドアの種類は一般的に開き戸、引き戸、折れ戸という3種類があります。
◎開き戸
最近の洋風の住宅でもっともポピュラーなドアと言えます。一つの入り口にドアが一枚の「片開き戸」や、ドアが二枚の「両開き戸」があります。また、玄関ドアに用いられていることが多い「親子ドア」もご存知の方は多いでしょう。
◎引き戸
かつて日本の住宅では引き戸がメインでした。一般的には「引き戸」というと和風なイメージがあるでしょう。そのため築年数の古い住宅では、ほぼこのような引き戸が室内ドアに使用されているケースが多いですよね。
引き戸のタイプは、ドアが一枚の「片引き戸」、ドアが二枚でどちらからも開けることができる「引違い戸」、開けた時に一枚のドアが壁に収納される「引き込み戸」などがあります。またドアの枚数も増やすことが可能ですから、住宅の部屋の状態や使い勝手に合わせて自由にアレンジできるのが魅力です。
もともと「和」の印象が強かった引き戸も、デザイン性に富んでいて近頃では洋風住宅にも取り入れられています。
◎折れ戸
一般的な住宅では「折れ戸」というとクローゼットなどの収納のドアに利用されているイメージが強いです。しかし、実際には開け閉めする際のスペースが開き戸よりも取らなくて済むことから、洗面室などに使われることもあります。
ただし、指を挟む危険性もあるので、小さな子供や高齢者などが居住している場合には注意が必要と言えます。
前述のように「和風」な印象が強い引き戸ですが、洋風の家でも見かけることが多くなってきています。その理由は、他のタイプのドアと比べてもメリットが大きいことがあげられます。
◎出入りがスムーズにできて高齢者にも優しい
引き戸は移動の際に出入りが楽というメリットがあります。開き戸の場合は、室内に入る時は手前にドア引くか、奥にドアを押すことになります。
手前にドアを引く場合には、一度自分が下がってドアを引きそして室内に入り、閉めることになるでしょう。多くの人は特に問題なくできる動きですが、高齢者や子供には難しいこともあります。また、場合によってはドアに挟まれてしまうこともあります。
引き戸の場合には、横にスライドさせるだけ。また、力も不必要なのが嬉しいポイントです。
◎スペースが有効活用できる
開き戸の場合には、ドアの開け閉めの時にスペースを必要とするデメリットがあります。またドアの開閉をスムーズに行うためには、ドア周辺には家具など邪魔になるものを置く事はできません。
しかし、引き戸の場合には横にスライドさせるため、ドアの前に家具などを設置することも可能です。狭いマンションでは、引き戸にすることでスペースを有効活用できるというメリットもあるのです。
◎開放的な空間を創り出せる
マンションでは、限られた空間をより過ごしやすく快適にするリフォームをしたいと願う人が多いです。そんな限られた小さな空間をより広い空間にするには、引き戸へのリフォームで大きい空間に見せる方法というのも実はおススメです。
引き戸の枚数を3枚や4枚というように多くすることで、開放的な空間を創り出すことも可能です。引き戸を開けた時に、3~4枚部分のドアの部分がすべて解放されます。そのため、まるでひとつの部屋のように広々とした空間ができあがるのです。
メリットも注目されている引き戸ですが、マンションの場合には、共用部分である玄関ドアの場合にはドアの交換自体ができませんので注意が必要です。
また、室内のドアを引き戸にするためにコンセントの移動が必要な場合は別途費用も発生するでしょう。
さらに、どんなドアも引き戸にできるかと思いきや難しい場合もあります。
引き戸はどちらかというとオシャレさとはほど遠い感覚でイメージしている人も多かったのですが、今やそのデザインやカラーもバリエーションに富んでいます。洋風な部屋にも和風な部屋にもしっくりと落ち着くものが多々あります。
その部屋の用途や間取り、また全体のバランスを十分に考えて選んでいくのがおススメです。
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