201604.03
朝の洗顔や歯磨き、出掛ける前の身だしなみチェック、入浴前の脱衣所、就寝前の歯磨きなど、洗面室は毎日の生活には欠かせない場所です。「身だしなみを整える」という目的の場所だからこそ、明るく綺麗なスペースにしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
一口に洗面室と言っても、活用方法はさまざまでしょう。
◎身だしなみを整えるためだけのタイプ
洗顔をしたり身だしなみを整えたりの「洗面室」だけとして使う場合もあります。その場合には、広さが十分に確保でき、ひとつの部屋のようなゆとりのある空間となります。洗面室というよりも、ちょっとした個室で椅子に座りながら、ゆっくりと化粧をしたり、ヘアースタイルを整えたりできます。
◎たくさんの目的で利用するタイプ
多くの場合はこちらのタイプでしょう。洗面化粧台があり、洗顔や歯磨きだけでなく、浴室に併設されていて、脱衣所など多目的に利用します。また洗濯機も設置されているケースも多いですね。
洗面室の主役とも言えるのが洗面化粧台。実は、選び方が2タイプあるってご存知でしたか?
◎ユニットタイプ
スペースを有効活用するためには、ユニットタイプですでに組み立てられている化粧台が多く用いられています。サイズはだいたい決まっていて、幅が75センチ、90センチなど決まった間口で、鏡や収納、洗面ボウル、水洗金具がすでに組み込まれて商品になっています。
◎システムタイプ
自分好みの素材や色、デザインの中から組み合わせて選ぶことができます。洗面ボウルは大理石や陶器から選び、お手入れのしやすい加工のものを選ぶことで汚れもつきにくく清潔感がアップするでしょう。広めのボウルなら、飛び跳ねも少ないというメリットもあります。
また、洗面室で洗髪をすることも考慮に入れて、水洗金具も大きめのシャワータイプの水洗金具を選ぶのもいいでしょう。
ひとつひとつ選んでいくことで、費用はその分かかってしまいますが、タイルやレンガといった素材も選べますのでオシャレ感をアップさせることもでき、オリジナルな空間を創り出すことも可能です。
洗面室全体をリフォームするにはコストが心配・・・という方もいるでしょう。壁紙や床を張替えるまではしなくても、新しい雰囲気を演出したい方には、ユニットタイプの洗面化粧台の入れ替えをお勧めします。
中古マンションで古い洗面化粧台だった場合は、同じくらいのサイズのものに交換するだけで機能性が十分アップします。ただ、あまりにも最新のモデルを選ぶと価格が高くなってしまう可能性もあります。
基本的にユニットタイプの洗面化粧台の交換のみの工事の場合は、古い洗面化粧台の撤去処分費用と工事費、そして新しい洗面化粧台の本体価格で工事ができるので比較的リーズナブルに行えます。メーカーにこだわらず、在庫セールのようなものを選べば、安ければ10万程度で簡単にリフォームできます。
洗面化粧台は各メーカーから、さまざまなものがラインナップされています。すでに組み立てられているユニットタイプの場合にはサイズが決まっているものから好きなデザインや機能のものを選ぶだけでOKです。
一方、システムタイプのものは、自分好みにオリジナルにカスタマイズできます。洗面カウンターや水洗金具、洗面ボウルはスペースも考えるようにしましょう。
例えば、家族が多い場合はシステムタイプの化粧台にリフォームしてもいいでしょう。特に、朝の通勤・通学前には洗面室で身だしなみを整えるのに、狭いという難点を感じていることも多いです。そこで2人同時に並んで身だしなみを整えることができるような化粧台に交換することで、使い勝手がかなり良くなります。
また、システムタイプの化粧台にリフォームするなら、同時に壁紙や床の張り替えもして洗面室全体の雰囲気を変えて見るのも楽しそうですね。
スペースに余裕がある場合には、こういったシステムタイプで家族の生活スタイルに合わせて、洗面所をリフォームすることもお勧めです。家族みんなで「どういった洗面室にするか」と相談して決めるのも、楽しみの一つとなりそうですね。
管轄裁判所と
事件番号を入力して下さい。