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201602.18
今や中古マンションを購入して、リフォームして快適に暮らすというリフォームの良さは多くの人に注目されています。暮らしの中で不便な部分をリフォームすることで、快適な暮らしを手に入れることができ、長く愛着を持って住み続けることに繋がるのではないでしょうか。
今や身近になっているマンションリフォームですが、いざリフォームをしようと考えた時には「住みながら?」または「リフォーム中は仮住まいに住む?」、そんな点が気になるのではないでしょうか。
文字通り「仮に住む住まい」のことを仮住まいと言います。大規模なリフォームになると、住みながらのリフォームが難しいこともあるでしょう。そこで、一時的に仮住まいに住むことで、リフォーム中の悩みを解決できることに繋がります。
仮住まいは期間限定の引越し。リフォーム中という短期間だけなのですが、仮住まいに住むためにはさまざまな点に注意しなければなりません。
◎普通の賃貸物件を借りた時のデメリット
例え、短期間とはいえ、アパートなどの賃貸物件を借りる場合には、賃料以外の費用がかかってしまうことは避けられません。
実際に借りる場合には、どんな費用がかかるのでしょうか。契約時には、敷金・礼金・火災保険料・仲介手数料・前家賃などが初期費用としてかかることになります。また、基本的にアパートの契約は2年更新ということが多く、初めから短い期間と分かっていたとしても通常の物件を借りる場合には、リフォームが終わった時に解約する方法しかないでしょう。となると1年未満の解約金として、違約金が家賃の2か月分くらい払わなければならないこともあります。初めから解約すると分かっていても、契約形態は一般的なものになるので、初期費用を抑えることは難しいでしょう。
また、引越し費用も「仮住まいへの引越し」と「仮住まいからの引越し」と2回分かかることになってしまいます。ペットを飼っている人は、その期間ペットOKの賃貸物件を探さなければならずペットにとってもストレスが溜まってしまう可能性もあるかもしれませんね。
◎仮住まい用の物件やマンスリーマンションを利用する
初めから期間が短いと分かっているので、一時的な物件に入ることも一つの方法です。マンスリーマンション、ウィークリーマンションなどを借りるという方法もあるかもしれません。リフォーム業者によっては、そういった情報をアドバイスしてくれることもあります。
単純に「トイレの便器を交換する」「エアコンを新しいものに入れ替える」などの一部分のリフォームであれば、住みながらでも問題ないことが多いです。ただし、部屋全体のリフォームになると家具を移動しなければならないという問題点が出てきます。
その都度、家具を移動したり、戻したりする手間がかかってしまいます。その分、工事は遅れて最終的に工事期間は長くかかってしまうのが現実です。家具の移動をすることでリフォームする部屋と、家具を移動させた部屋が一時的に使えなくなるというデメリットも出てきます。
さらに住んでいる場所で作業をするのですから、振動やホコリも気になってしまいます。
また、キッチンを入れ替えする、浴室をリフォームするなどの場合は完成まではその設備は使えません。その間はどうするか・・・ということが問題になってくるでしょう。
一般的には、中古マンションを購入すると「リフォームしたい部分」が何か所かあることが多いものです。リフォームはいつでもできるから後からでいいか・・・と考える人もいますが、前述のように住みながらのリフォームをすると工期が伸びたり生活に支障をきたす問題、あるいは仮住まいに引っ越すにしてもリフォーム以外の費用が多くかかってしまう問題は避けられません。
そのため、購入を決めたなら、一緒のタイミングで思い切ってリフォームをしてしまうことがおススメ。中古マンションの契約と一緒に、リフォーム業者探しもして、同時進行でリフォームを考えていくこともいいでしょう。
ただし、マンションの売買契約とリフォームの工事契約とを同時期にしなければならないことから、慎重に考えながら進めていくようにするのがポイントです。工期や費用に関しては、きちんと確認しておくべきです。
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